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仕事を頑張ってもうまくいかない。

このことでどんどん不安が強まって眠れない日々を過ごしている方も多いようです。

不安

この感情にとらわれて、夜も眠れない生活を送るとは思ってもいなかった。

こんな気持ちになっている方も少なくないはず。

しかし、ネット上では、不安が元で、眠れないという悩みを持つ方の原因は実にさまざまなんです。

実際に私のサイト内でも以下のような不安眠れない人の悩みについて、紹介してきました。

学校

勉強

バイト

ニート

大学受験

遠距離

彼氏

彼女が悩んでる

初出勤

仕事

お金

失業

一人暮らし

結婚

結婚できない

人生を生きていれば、誰もが体験するような事柄が大半。

しかし、この1つがきっかけで、眠れないというのが現代の悩みでは多いのです。

私のサイトは、私自身が不安を増大させる性格から、不安神経症を患い、闘病生活の先で社会復帰した体験を活かして、今まさに悩む方の助けになれたらという願いを込めて運営しています。

サイト管理人のあやめと申します。

この記事では、仕事や日常生活でうまくいく方法について、アナットバニエル著『動きが脳を変える 活力と変化を生み出す ニューロムーブメント』という本から、私自身の体験を含めて、以下の内容でご紹介していきます。

最小限の力で最大の効果を

ニューロムーブメント 動きのレッスン3 賢く動く

ニューロムーブメント 思考と行動のレッスン3・2

逆転の発想 力を減らして上達する

精神面の効果

社会人生活日常生活をより安定させるために知っておくべき考え方として御覧ください。

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今回も、アナットバニエル著・瀬戸典子・伊藤夏子訳「動きが脳を変える 活力と変化を生み出す ニューロ・ムーブメント」の内容からです。
過去の記事はこちらから↓

動きが脳を変える

動きが脳を変える2

 

力を抜いてかすかな違いに気づくー微かな力で

「力を抜いて微かな違いに気づく」と、日常の中で「いま、この瞬間」に存在し、活力を味わうことができます。

この3章では、力を抜くことの大切さを学びます。

最小限の力で最大の効果を

仕事、家事、運動などで力を入れすぎていることがないでしょうか。
そのために物を傷つけたり、壊したり、身体に負担がかかりすぎ、痛めたり、エネルギーを消耗してしまいます。それほどの労力をかけても、良い結果が出ればまだいいのですが、必ずしもそういうわけでもない。こんなことも結構ありませんか。

まさに私がそうでした。一生懸命やって結果を出そうとするあまりに、力を入れすぎていました。力の加減をするということは手を抜く、怠けているような気がしていました。そのことに罪悪感や不安を湧いてきていたのです。

力を入れた方が成果につながりやすいと思いがちですが、力を抜いた方が、自分の心や身体、周りの変化、音、景色、匂いなど些細なことでも気付きやすくなります。その気づきに応じた身体の使い方、考え方などをすることができるようになり、かえってうまく成果に結びつきやすくなるのです。

大きな仕事、危険なことを成し遂げたり、スポーツで活躍する選手、人々の心に残る芸術家。そういった人たちは「今、この瞬間」にいることができているのです。

ニューロムーブメント 動きのレッスン3 賢く動く

床にあおむけになって、ひざを使って行うエクササイズが紹介されています。ストレッチを行う際に、力を入れて行うのと、力を抜いて行うことの違いを知ることができます。

ニューロ・ムーブメント 思考と感情のレッスン3 見える目、聞こえる耳、感じる心

ここでは、親子、夫婦、友人、同僚など様々な人間関係においてうまく行かない時に役立つ方法が書かれています。

うまくいかない人と関わっているときの場面を思い出し、その時に感じる感情を再現します。次に、その感情を和らげてみます。少しの間その状態を味わいます。その後もう一度感情を高めます。これを4,5回繰り返します。

頭の中のイメージができたら、実際にその相手とのかかわりに活用できます。相手の気持ちや言いたいこともわかるようになり、考えや行動もいい方へと変わっていきます。そうすると、相手も楽な気持ちになり、いい関係を気づくことができるようになるでしょう。

40代の土木技師であるゲーリーという男性の例が挙げられています。20代30代の頃と比べて体力が落ちてきたように感じました。そこで、山登り、ウエートトレーニング、長い時間の散歩などの激しい運動を始めました。とても力を入れて行っているため、脳は体の変化に気付かす、動きをその時の状態にあったものに直すこともできず、身体はあちこちが硬くなり、痛みだしました。

そんな彼に、この本の著者がアドバイスをします。「リフティングの重量を軽いものにし、ゆっくりと楽しく歩ける場所を見つけるように。」と。とにかく力を抜いて運動することを勧めたのです。でも、彼は、「痛みがでても、少しぐらいなら我慢して鍛えた方が体は強くなる」というようなことを学んできた」というようなことを言い、あまり納得のいかないようでした。そのような思い込みを変えることはとても難しかったのです。

試しに、アドバイス通りに動いてみると、身体は柔らかくなり、背中の痛みやコリも消え、ここ十年で今が一番活力を感じることができるようになったのです。

次のような例えですとよく実感できるのではないでしょうか。手のひらの上に本を載せ、さらにその本の上にペンを1本載せます。このとき、ペン1本の重さを感じるのは難しいものです。本に対する感覚が強すぎるからです。でも、30gほどの手紙の上にペンを載せた場合にはそれを感じることができますね。

これが、力を抜くと感じられる効果です、そうすることで、ちょっとした変化を感じるようになり、無理なく動けて、エネルギーも沸いてくる。このようなことが起こります。

ニューロムーブメント 思考と行動のレッスン3・2

逆転の発想 力を減らして上達する

今、ゲーリーの例でも紹介したように、力を抜いて、練習することを勧めています。それも、わずか10%ほどの力です。テニスならラケット、ウエイト・トレーニングならバーベルなしで行うのです。それを何回か練習した後に道具を使ってみます。その時に変化に気付くようにしてみましょう。

こうするとさらに動きが良くなり、技術の向上につながるのです。

今まで経験したことや性別、出身地などによって、こうあるべき、こうするべきなどと決めつけてはいないでしょうか。このようなことは可能性を狭めてしまいます。

思い込みを手放し、もっと広い視野で物事をとらえることができれば様々な可能性が広がるのではないでしょうか。

精神面での効果

楽しい・つまらない、好き・嫌いのように二分化した極端な感情ばかりだと、精神的に不安定になりやすいのです。

感情にはレベルがあります。怒りを感じたとします。その怒りにも状況によって、様々な感じ方や反応があるのではないでしょうか。思考と行動のレッスン3‣1でも取り上げたましたが、感情も力を抜くということができます。こうすることによって、感情も和らいで極端なものではなくなり、人付き合いや普段の生活が楽になっていきます。

感情は思考ともつながっています。年齢や性別、出身地などから、こんな人だ、こうあるべきというように決めつけてしまうことがないでしょうか。偏見や思い込みを持つと、視野が狭くなったり、役に立つ新しい知識が身につけるのが難しくなってしまうこともあるでしょう。

繊細さこそが究極の直観力を生み出す

1950年のモナコグランプリで優勝したレーサー、ファン・マヌエル・ファンジオ。彼は、いつもなら加速するはずのところでブレーキを踏みます。本人にもなぜそうしたのかわかりませんでした。彼には見えていなかったトンネルの向こうでは、多重追突の事故が起こっていました。

彼の、ちょっとした違いに気づく。その力があったことがこうして事故にあわずに済んだのです。

このようなことはなかなか無理ではないか、と思ってしまうかもしれませんが、著者は言います。

自分が最も精通し、繊細さを持ち合わせている分野で発揮されるようです。

細かい違いに気づき力がつけばつくほど、私たちは今を生きるようになります。人生の瞬間、瞬間と豊かにつながるとき、活力は最も高まります。

仕事、人間関係、トレーニング・・・・何をするにも、身体も、感情も力を抜いて、思い込みを外して今ここにありながら行うことの大切さ、そのすごさがわかりました。

またこの本の内容についても書いていこうと思います。

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